診療科目

各種検査

がん治療・予防に関する検査

血液循環がん細胞(CTC)検査・・・

circulating tumor cell (CTC) 検査とは、血液中を循環しているがん細胞を検出するための検査法です。体内にあるがんの組織から血液中に出てくるわずかながん細胞を検出することが可能で、以下のような利点があります。

  1. 画像検査や腫瘍マーカー検査では検出できない微小ながんの発見・診断が可能である。
  2. がん治療の効果判定にも用いることができる。
  3. がんの再発や転移の診断にも有用。
  4. 採血のみで実施できる簡便な検査である。

がん遺伝子検査・・・

がん遺伝子検査は血液中の細胞の遺伝子の状況を解析することにより、がんのリスク診断や早期診断、あるいは、がん治療の効果判定などを可能にする検査です。主な項目は以下のとおりです。

  1. 遺伝子発現解析:がんに関連する遺伝子の発現量を調べます。
  2. 突然変異解析:がんに関連する遺伝子の変異を調べます。
  3. メチル化解析:がんに関連する遺伝子のメチル化の有無について調べます。
  4. Free DNA検査:壊れた細胞から遊離して血液中に存在するDNAの量を測定します。

がん遺伝子検査の結果は、治療の効果判定にも用いることが可能であり、また、がんの再発の診断や予防にも有用な検査です。
健常人でも、リスク診断でリスクが高いと判断された場合、精密検査や厳重なフォローアップを行うことでがんの早期診断も可能になり
ます。

 

健康維持・健康診断

血液検査・・・

一般的な血液検査に加え、肝臓・腎臓・膵臓関連や感染症、腫瘍マーカー、糖尿病、動脈硬化関連、ピロリ菌検査等も検査する事ができ
ます。

アレルギー検査(特異的IgE MAST48mix)・・・

30項目のシングルアレルゲンと6項目のミックスアレルゲンを組み合わせ、48種類のアレルゲンで構成した同時多項目測定の検査です。

酸化ストレス・抗酸化力検査 (Oxidative Stress & Anti-Oxidant Power Test)・・・

酸化ストレスとは体内に生じた過剰な活性酸素によって細胞が攻撃を受けることを指し、酸化はそれに伴う細胞のダメージ(錆つき)を
指します。抗酸化力とは活性酸素による酸化で身体が錆びつくのを防ぐ力のことです。サンテクリニックでは、SPOTCHEM™という
システムを用いた血液検査によって現在の体内の酸化ストレス度と抗酸化力の測定を行います。この検査によって現在の状況を把握し、
酸化が誘因となる、がんや動脈硬化(高血圧・脳血管障害や心疾患などにつながる)、老化などに対する対策を講じることが出来ます。

体内糖化度テスト・・・

近年、健康に悪影響を及ぼす要因として注目されているのが、「糖化」です。糖化(こげつき)とは、糖が酵素の働きなしにタンパク質や脂質に結合する反応のことです。体内のタンパク質や脂質が糖化を経てできるのが最終糖化生成物(Advanced Glycation Endproducts = AGEs)と呼ばれるもので、AGEsの蓄積は肌や臓器を老化させ、がん、動脈硬化、糖尿病、神経変性疾患や皮膚の変性など、種々の疾患の要因となります。サンテクリニックでは最新の機器による迅速な糖化度測定が可能で、測定結果をもとに疾患予防の対策をたてることが
可能になります。

有害重金属検査(オリゴスキャン)・・・

体内の有害重金属(水銀・鉛・カドミウム・アルミニウム・ヒ素など)や必須参考ミネラルの量を測定する検査です。院内での迅速検査で当日中に結果が判明します。有害金属の蓄積やミネラルバランスからみた現在の身体の状況について診断、結果をもとにした対策や治療法のご提案も可能です。

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